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撓わ

たわわ
形容動詞頻度ランク #42694 · 青空 0
1
標準
heavily laden (of a branch)
文例 · 用例
」 背後から、塚へするすると、乱菊の裾を、撓わに、紫の色に出て、「まだ、整としていますのね。
――(前題――楊弓) ピストルの使い方 青空文庫
チパンゴに在りと伝ふる鉱山の紫摩黄金やわが物と遠く、求むる船の帆も撓わりにけりな、時津風、西の世界の不思議なる遠荒磯に。
上田敏 海潮音 青空文庫
チパンゴに在りと傳ふる鑛山の紫摩黄金やわが物と遠く求むる船の帆も撓わりにけりな、時津風、西の世界の不思議なる遠荒磯に。
上田敏 海潮音 青空文庫
艶やかな黒髪を惜気もなくグッと引詰めての束髪、薔薇の花挿頭を※したばかりで臙脂も甞めねば鉛華も施けず、衣服とても糸織の袷衣に友禅と紫繻子の腹合せの帯か何かでさして取繕いもせぬが、故意とならぬ眺はまた格別なもので、火をくれて枝を撓わめた作花の厭味のある色の及ぶところでない。
二葉亭四迷 浮雲 青空文庫
それでもなお余ったのが烏や鼠の餌となるのだが、中にはそれらの動物の目にも触れないで、撓わんだ枝のまま地に埋って腐っているのもあった。
――獄中手記―― 何が私をこうさせたか 青空文庫
青い迷送香、赤い紫羅欄花、アネモネ、薔薇、そして枝も撓わなミモザ。
長谷川時雨 モルガンお雪 青空文庫
庭の内に高低参差とした十数本の松は、何れも忍び得る限り雪に撓わんで、最早|払おうか今払おうかと思い貌に枝を揺々さして居る。
徳冨健次郎 みみずのたはこと 青空文庫
過去と現在が撓わにまで未来に押し迫る深い情趣である。
――文学のメカニズム―― 探偵小説の芸術性 青空文庫
作例 · 標準
今年はリンゴが豊作で、どの枝も重そうな赤い実をたわわに実らせている。
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「わあ、この葡萄棚、実がたわわになっていてすごいね!」と妹が歓声を上げた。
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撓わに実った稲穂が黄金色の海のように広がり、秋の風に心地よく揺れている。
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撓わ(たわわ) — 幻辞.com