来目
くるめ
名詞
標準
文例 · 用例
男はそのかみ、神武御東征のとき、偽者土蜘蛛と呼ばれ、来目の子等によって征服されて帰順した、一党の裔であった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
ベーシックに縛り付けられた「速いPC―8801」を脱し、本来目標としていたビジネス用の汎用コンピューターとして自らを確立できる。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
PC―100が本来目指したカラー版のマッキントッシュとして使おうとすれば、あわせて七五万六〇〇〇円についた。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
蟷螂の竜車に刄向うよりもなお愚かしき手向いだてと思われるのに、引きもせずじりじりと、爪先立ちになって、九本の刄を矢来目陣に備えながら、退屈男に押し迫ろうとしましたので、京弥が伺い顔に傍らから言いました。
— 後の旗本退屈男 『旗本退屈男 第三話』 青空文庫
父と兄が、近来目に立つ様に、忙しさうに奔走し始めて、此四五日は碌々寐るひまもない位だと云ふ報知である。
— 夏目漱石 『それから』 青空文庫
父と兄が、近来目に立つ様に、忙しそうに奔走し始めて、この四五日は碌々寐るひまもない位だと云う報知である。
— 夏目漱石 『それから』 青空文庫
後者は実行力がある、意志は決しておのれが本来目的として欲しないものを目的としない。
— 辻潤 『錯覚自我説』 青空文庫
又百済池津媛、石河楯とかたらひして、天子の逆鱗に触れて、二人ともに両手・両脚を、木に張りつけ、仮※の上に置ゑて、来目部の手で、焚き殺された(雄略紀)よしが見える。
— 折口信夫 『桟敷の古い形』 青空文庫
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来目(くめ)は、飛鳥時代の人物。名は不明。旧仮名遣いでの読みは同じ。672年の壬申の乱の際、大海人皇子(天武天皇)側の軍に加わり、葦池の側の戦いで活躍した。特に勇士来目(たけきひとくめ)とも言う。
出典: 来目 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0