盗み去る
ぬすみさる
動詞
標準
文例 · 用例
燐寸の尽きたる時、これを人家より盗み去るのは彼が年来の習であった。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
この場合に米友の物を盗み去るのは、火事場泥棒よりももっとひどいやり方でありました。
— 道庵と鰡八の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
これを買う人は、まずその代価を銭箱の中に投入して一紙を持ち去り、だれも盗み去るものなし。
— 井上円了 『欧米各国 政教日記』 青空文庫
四五 猿の経立はよく人に似て、女色を好み里の婦人を盗み去ること多し。
— 柳田国男 『遠野物語』 青空文庫
すると、生き残った息子は、これに対してまた一つのトリックを使い、うまく兄弟の死体を盗み去る。
— 江戸川乱歩 『探偵小説の「謎」』 青空文庫