モナミ
モナミ異読 モナミー
名詞
標準
mon ami
文例 · 用例
そうすると今度はニュー・グランドとか風月堂とかモナミとか、格のある店へ入る。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
喫茶店モナミは、階下の普請を仕変えたばかりで、電灯の色も浴後の肌のように爽やかだった。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
そしてモナミである。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
賑やかな老紳士は息子を連れて、モナミを出て行った。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
東京銀座のレストラン・モナミのテーブルに倚りかかって、巴里のモンパルナスのキャフェをまざまざと想い浮べることは、店の設備の上からも、客種の違いからも、随分無理な心理の働かせ方なのだが、かの女のロマン性にかかるとそれが易々と出来た。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
かの女は夢とも現実とも別目のつかないこういう気持に牽かれて、モナミへ入り、テーブルに倚りかかって、うつらうつらむす子と行った巴里のキャフェを想い耽る。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
或る夜のかの女――今夜もかの女は逸作と銀座に来てモナミのテーブルに坐っていたが、三四十分で椅子から立ち上った。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
美術学校の帰りにむす子は友達と、ときどきモナミへ来て、元気な画論なぞした。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫