展望車
てんぼうしゃ
名詞
標準
observation car
文例 · 用例
新らしく乗りこんだ一人の車掌が、熱くてしかたがないので、展望車のデッキに出て涼んでいると、何かしら冷たいものが背筋を這うたような気がした。
— 田中貢太郎 『隧道内の怪火』 青空文庫
一緒に行く、機関車に取りついてでもついて行くといってきかないので、やむなく小さなリュックサックを背負わして連れて出たものだが、下りの特急の展望車で、大きな廻転椅子に絵本をひろげていた時にもこの子は一個の独自の存在であった。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
展望車の安楽椅子に金口を輪に吹く紳士の鼻の淋しさは、何とも包む術はないものでしょうか。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
一番最後の列車の、展望車の様にうしろのあいている昇降台に立っていると、側にいた東京者らしい少年が、「やア、活動写真活動写真!
— 若山牧水 『みなかみ紀行』 青空文庫
一緒に行く、汽関車に取り附いてでもついて行くと言つてきかないので、止むなく小さなリュックサックを背負はして連れて出たものだが、下りの特急の展望車で、大きな廻転椅子に絵本をひろげてゐた時にもこの子は一個の独自の存在であつた。
— 北原白秋 『白帝城』 青空文庫
車中で研究のため展望車の特別室を借用することについて、満鉄嘱託将校に少なからぬ御迷惑をかけたことなど思い出される。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
展望車に絵葉書がおいてある。
— 踊る地平線 『踊る地平線』 青空文庫
その夜はつづいた睡眠の不足で矢代はすぐ眠くなったが、寝台を取り忘れていたので、展望車の椅子にそのままうとうとした。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
作例 · 標準
豪華寝台列車の最後尾には、景色を楽しめる展望車が連結されている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
子供たちは展望車から流れる景色に夢中になっていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
あのレトロな展望車に乗って、ゆっくり旅をしてみたい。
幻辭AI · gemini-2.5-flash