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蛞蝓

ナメクジ異読 なめくじ
名詞頻度ランク #40219 · 青空 108
1
標準
slug
文例 · 用例
境内の杉の樹に、長さ二寸もある蛞蝓がゐた。
中原中也 金沢の思ひ出 青空文庫
」 と云う、南無阿弥陀仏の両傍に、あいあい傘の楽書のように、(となえろとなえろとなえろとなえろ、)と蛞蝓のごとくのたくり廻る。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
水は浅し、拾うのに仔細なかったでございますれども、御老体が飛んだ苦労をなさいましたのは……夜具部屋から、膠々粘々を筋を引いて、時なりませぬ蛞蝓の大きなのが一匹……ずるずるとあとを輪取って、舐廻って、ちょうど簪の見当の欄干の裏へ這込んだのが、屈んだ鼻のさきに見えました。
泉鏡花 怨霊借用 青空文庫
カチリ…… ハッと手を挙げて、珊瑚の六分珠をおさえながら、思わず膠についたように、足首からむずむずして、爪立ったなり小褄を取って上げたのは、謙斎の話の舌とともに、蛞蝓のあとを踏んだからで、スリッパを脱ぎ放しに釘でつけて、身ぶるいをして衝と抜いた。
泉鏡花 怨霊借用 青空文庫
……竜と蛞蝓ほど違いましても、生あるうちは私じゃとて、芸人の端くれ。
泉鏡花 伯爵の釵 青空文庫
地べたは青く黒ずむだ苔にぬら/\してゐた………眼の前の柱を見ると、蛞蝓の這ツた跡が銀の線のやうに薄ツすりと光ツてゐた。
三島霜川 青い顏 青空文庫
海鼠や蛞蝓は、矢張り心理で行動することも有るのでは有らうが、殆んど生理でのみ行動して居るやうで、心理で行動して居るところは吾人の眼には上らぬと云つても可なる位である。
幸田露伴 努力論 青空文庫
ト押重って、木の実の生った状に顔を並べて、斉しくお妙を見送った、四ツの髯の粘り加減は、蛞蝓の這うにこそ。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
作例 · 標準
雨上がりの紫陽花の葉の上に、大きな蛞蝓が這っているのを見つけた。
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蛞蝓が通った跡には、キラキラとした銀色の道が残っている。
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塩を振りかけると、蛞蝓がみるみるうちに縮んでしまった。
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