隠し門
かくしもん
名詞
標準
文例 · 用例
すぐ、御案内申そう」 助八と目付二人は、かれの駕籠を挟んで、江戸城の隠し門ともいうべき牛ヶ淵の鬱蒼につつまれている橋を渡った。
— 吉川英治 『大岡越前』 青空文庫
」 平常、開けることのない隠し門から、だらだら坂を下へ、馬のひづめや、かすかな人声が、ひそやかに、降りて行く。
— 第十一分冊 『新書太閤記』 青空文庫
……では、今し方、隠し門の裏坂を降りて行った大勢の者は、どなたの組の者が出たのか」「存じません。
— 第十一分冊 『新書太閤記』 青空文庫
のみならず、灯のない侍部屋の人々が、すべて、今し方、隠し門から出て行った一組の人間については、「ほ。
— 第十一分冊 『新書太閤記』 青空文庫