舎費
しゃひ
名詞
標準
dormitory maintenance fee
文例 · 用例
塾の寄宿舎に入っていたから、舎費|即ち食糧費としては月二円で済み、予備門の授業料といえば月|僅に二十五銭(尤も一学期分|宛前納することにはなっていたが)それに書物は大抵学校で貸し与えたから、格別その方には金も要らなかった。
— 夏目漱石 『私の経過した学生時代』 青空文庫
別れ際に父は、舎費を三ヶ月分納めたので、先刻渡した小遣銭を半分ほどこつちに寄越せ、宿屋の払ひが不足するからと言つた。
— 嘉村礒多 『途上』 青空文庫
その中で懸をする人が一円として、舎費が一円。
— 死線を越えて 『死線を越えて』 青空文庫
多分最初は月八円で、その中、学内の寄宿舎費が三円三十銭、すなわち食費が一日十銭、寄宿費が月三十銭で計三円三十銭になる。
— 柳田国男 『故郷七十年』 青空文庫
そんなわけで、食費と舎費とで月三円三十銭、月謝が一円二十銭で計四円五十銭、あとの三円五十銭もの使い途がない。
— 柳田国男 『故郷七十年』 青空文庫
食事付き日給二十八銭、宿舎費はべつ。
— ――四半自叙伝―― 『忘れ残りの記』 青空文庫
けれども「女王さまのおおせで命にかけて 灯をあさるわしゃひとり虫」フット心の中で何ともつかないこんなものを考えたらみじめになった。
— 一九一三年(大正二年) 『日記』 青空文庫
「いいよわかったよ、返しといで、あたしゃもうたくさんだ、もう飽き飽きした、辛抱が切れたよ、あたしゃひまを貰うからね、うちへ帰るからね、そう思っと呉れよ」 又五郎はそれを背に聞きながら外へ出た。
— 山本周五郎 『おれの女房』 青空文庫
作例 · 標準
学生寮の舎費は、毎月指定の口座に振り込む必要がある。
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この大学では、舎費が比較的安いため、多くの学生が寮を選んでいる。
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舎費の支払い時期を忘れないように、カレンダーにメモしておこう。
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