曳光弾
えいこうだん
名詞
標準
tracer bullet
文例 · 用例
」 前面には砲声が絶えずとどろいているが、この頃の僕たちはもうそれに馴れ切ってしまったので、重砲のひびきも曳光弾のひかりも、さのみに我れわれの神経を刺戟しなくなった。
— 岡本綺堂 『青蛙堂鬼談』 青空文庫
気がつくと、頭上を、曳光弾が、ひゅーンと、気味のわるい音をたてながら、通り越して行く。
— 海野十三 『人造人間の秘密』 青空文庫
しかもこれから私が逃げようという方角へ、その曳光弾はとんでいきつつあることを知ると、さすがの私も、足がすくんでしまうように感じた。
— 海野十三 『人造人間の秘密』 青空文庫
スタテン橋の途中で発射轟音が聞こえ、ソ連のバイカルロケットがゴーッと上空を長い炎を引きながら曳光弾のように飛んで行った。
— THE WORLDS OF IF 『もしも世界』 青空文庫
そして、ひとたび、呉のうごきに、何か異変があると見るや、まず第一の監視所の阜から烽火を揚げる――夜ならば曳光弾を揚げる――第二の監視所はそれを知るやまたすぐ同様に打ち揚げる。
— 図南の巻 『三国志』 青空文庫
作例 · 標準
夜間演習では、銃口から放たれる曳光弾が闇夜に美しい弧を描いた。
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敵の潜水艦を探知するため、艦船から数発の曳光弾が海面に向けて発射された。
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映画の戦闘シーンで、火花のように飛び交う曳光弾の描写がリアルだった。
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ウィキペディア
曳光弾 は、発光体を内蔵した特殊な弾丸。射撃後、飛んでいく間に発光することで軌跡がわかるようになっている。トレーサーや曳痕弾とも呼ばれ、弾種記号には末尾にTracerの「-T」がつく。
出典: 曳光弾 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0