どっち道
どっちみち異読 どちみち
副詞多音語
標準
anyway
文例 · 用例
)二の烏 急ぐな、どっち道俺たちのものだ。
— 泉鏡花 『紅玉』 青空文庫
いや、嘘のような話です――遥に蘆の湖を泳ぐ馬が、ここへ映ったと思ったとしてもよし、軍書、合戦記の昔をそのまま幻に視たとしても、どっち道夢見たように、瞬間、馬だと思ったのは事実です。
— 泉鏡花 『半島一奇抄』 青空文庫
どっち道、縁切り話には相違ないのですから――しかし、同じ縁切りでも、いや縁切られですよ――こいつァ、つまりこの世との縁切られ話なのです。
— 渡辺温 『象牙の牌』 青空文庫
どっち道その人じゃねえ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
「殺されること」はどっち道同じことだ。
— 小林多喜二 『蟹工船』 青空文庫
然し、どっち道、全市の電燈、瓦斯、水道が止ったと云う丈でも一大事である。
— 宮本百合子 『私の覚え書』 青空文庫
「どっち道、敵の端くれだから、まあ腕を振って片づけて下さい。
— 宮本百合子 『古き小画』 青空文庫
「どっち道、その女工場委員はホントのボルシェビキじゃなかったんだ。
— 宮本百合子 『ズラかった信吉』 青空文庫
作例 · 標準
遅刻しそうだけど、どっち道、電車が来るまで待つしかない。
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もう間に合わないよ。どっち道、諦めるしかないんだ。
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この計画は失敗するだろう。どっち道、別の方法を考えよう。
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