来路
らいろ
名詞
標準
traveled road
文例 · 用例
二十五日 宮川の池に沿いて、宮川の窪を登り、岩壁を直進して、御幣岳の最南峰に登り、各峰を縦走して、二十一日の来路と合し、降路は下宮川谷に入りて、梓川に下り、上高地温泉に帰宿。
— 小島烏水 『谷より峰へ峰より谷へ』 青空文庫
そのときあちこちの氷山に、大循環|到着者はこの附近に於て数日間休養すべし、帰路は各人の任意なるも障碍は来路に倍するを以て充分の覚悟を要す。
— 宮沢賢治 『風野又三郎』 青空文庫
アシストが輸入中心という従来路線でやるべきことは、ここ五年のスパンでならなお山ほどあるだろう。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
しかし冷静に観察すると疾病にも自然に二途の来路がある。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
マイクロソフト側から互換ベーシックの開発を拒絶された時点で、従来路線の継承は実現可能性の面からもはずしようのない選択肢として浮かび上がっていた。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
従来路線に沿ったBPCの開発計画とは別個に、PC―8801の一六ビット版プロジェクトをあらたにスタートさせたばかりの浜田にとって、早水の報告はたくまざる賛同の拍手だった。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
此処から来路を見かえると、額縁めいた洞門に劃られた宇治川の流れの断片が見える。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
遥に水の行衛を眺めると、来路と同じく水田がひろがっているが、目を遮るものは空のはずれを行く雲より外には何物もない。
— 永井荷風 『葛飾土産』 青空文庫
作例 · 標準
険しい来路を乗り越え、彼はついに故郷にたどり着いた。
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人生の来路を振り返ると、様々な出会いがあった。
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その長い来路には、多くの苦難が待ち受けていた。
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