切手帳
きってちょう
名詞
標準
stamp album
文例 · 用例
」と、云いながら、僕は外套を脱ると、ソファに埋れて青い小切手帳を示した。
— 吉行エイスケ 『東京ロマンティック恋愛記』 青空文庫
かの女は、金を使うのに螺鈿の軸の万年筆で小切手帳に金額とサインをする労力だけ払えばあとは顧ることなしに無尽蔵の資力をうしろに控えていた。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
夫人は、その時少し疲れを覚えて、腰をおろしたが、ふと先刻二番目の抽出しに、はいっていた良人の小切手帳のことを思いついた。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
そう思うと、夫人は良人の小切手帳をとり出して、バラバラめくりはじめた。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
だから、良人の小切手帳は、その二千円の支出を除けば、全部良人の身辺の費用に当てられたはずである。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
夫人は、先刻から前川のあらゆる表情動作を、すっかり読み取って、まず今宵はこれでいい、あまりしつこく責めると、かえって前川に警戒されるに違いないと思ったので、口まで出かかった小切手帳の問題は、そのままにして、「そう。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
五、君の小切手帳は、僕の錠の下りた引き出しの中だが、君はその鍵を欲しいと言っていない。
— THE ADVENTURE OF THE DANCING MEN 『踊る人形』 青空文庫
この事件でわたしを助けてくれる人があれば誰にでも五万フランをほんとうにあげるつもりなんです」「それなら」とデュパンは引出しをあけて小切手帳を取り出しながら答えた。
— THE PURLOINED LETTER 『盗まれた手紙』 青空文庫
作例 · 標準
押入れの奥から出てきたボロボロの切手帳には、子供の頃の思い出が詰まっていた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
切手帳の透明なフィルムの中に、色鮮やかな外国の鳥たちが並んでいる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「ほら、これを見て」と、彼は家宝の切手帳を丁寧な手つきで開いた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
お年玉付き年賀はがきの景品で当たった小さな切手帳を、今も大切に保管している。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview