句集
くしゅう
名詞頻度ランク #40747 · 青空 294 例
標準
collection of haiku poems
文例 · 用例
僕が俳句を毛嫌いし、芭蕉も一茶も全く理解することの出来なかった青年時代に、ひとり例外として蕪村を好み、島崎藤村氏らの新体詩と並立して、蕪村句集を愛読した実の理由は、思うに全くこの点に存している。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
この句の第三句は、多くの句集に「なりけり」となってるが、平安朝の言葉をもじった「なんめり」の方が、この場合ユーモラスで面白い。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
この句|几董の句集に洩れ、後に遺稿中から発見された。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
句集の方のは門を出れば我れも行人秋の暮 であり、全く同想同題である。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
右脇には句集など取散らして原稿紙に何か書きかけていた様子である。
— 寺田寅彦 『根岸庵を訪う記』 青空文庫
色々の理由から私は先生の愛読者が必ず少なくもこの俳句集を十分に味わってみる事を望むものである。
— 寺田寅彦 『夏目先生の俳句と漢詩』 青空文庫
試みに座右の漱石句集から若干句を抜いてみる。
— 寺田寅彦 『涼味数題』 青空文庫
さて以上の心理から起こるアタヴィズム的傾向は連句の規約上厳重に抑制せられるから、少なくも完成した古人の連句集には原則としては現われないはずである。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫