まあいいや
まあいいや
表現
標準
oh well, fine
文例 · 用例
「だが、まあいいや、久し振りでこっちへ登って来たから、鬼子母神様へ御参詣をして、茗荷屋で昼飯でも食おうじゃねえか」 二人は田圃路を行きぬけて、鬼子母神前の長い往来へ出ると、ここらの気分を象徴するような大きい欅の木肌が、あかるい春の日に光っていた。
— 帯取りの池 『半七捕物帳』 青空文庫
だが本心をつきとめて置いたからまあいいや。
— 平出修 『瘢痕』 青空文庫
』『うん、僕もエミちゃんのお腹を見て、妙だと思ったんだけど――変だなあ、でも、まあいいや。
— 渡辺温 『四月馬鹿』 青空文庫
「便所の中で、賽ころを揮ってるじゃないか」「まあいいや、廊下とんびでもやってるだろう」 岡本は盃を持った。
— 田中貢太郎 『春心』 青空文庫
するとむすめは、たいそうまじめになって、うなずきながら、「まあいいや。
— SNEDRONNINGEN 『雪の女王』 青空文庫
だが、まあいいや、かたき討なら仇討として置いて、あの二人の居どこはまったく知らねえんだね」「まったく知りません」 この上に責めても素直に口を開きそうもないので、半七もしばらく考えていると、熊蔵が階子のあがり口から首を出してあわただしく呼んだ。
— 湯屋の二階 『半七捕物帳』 青空文庫
死ぬが死ぬまで搾る太い奴等だと思ったんだ」「まあいいや。
— 葉山嘉樹 『淫賣婦』 青空文庫
「まあいいや、どうかなるだろう」と言う。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫