盲唖
もうあ
名詞
標準
blind and dumb
文例 · 用例
薄ら闇、盲唖の院の角硝子暗くかがやく。
— 北原白秋 『邪宗門』 青空文庫
濃霧はそそぐ……香の腐蝕、肉の衰頽、――呼吸深く※謨や吸ひ入るる朧たる暑き夜の魔睡……重く、いみじく、音もなき盲唖の院の氛囲気に月はしたたる。
— 北原白秋 『邪宗門』 青空文庫
マチ擦れば火は風に消えて巻煙草のけむり一すぢのぼるほどにさみしき鐘は鳴る……盲唖院晩餐の鐘。
— 北原白秋 『春の暗示』 青空文庫
マチ擦れば火は風に消えて巻煙草のけむり一すぢのぼるほどにさみしき鐘は鳴る――盲唖院晩饗の鐘。
— 北原白秋 『桐の花』 青空文庫
本郷臺の帝國大學、第一高等學校、上野臺の東京音樂學校、東京美術學校、目白臺の學習院、女子大學、早稻田より高田臺へかけての早稻田大學、市ヶ谷臺の陸軍士官學校、陸軍中央幼年學校、戸山學校、陸軍砲工學校、氷川臺の東京盲唖學校、小石川臺の高等師範學校、府立第二高等女學校、女子師範學校など、これ也。
— 大町桂月 『小日向臺』 青空文庫
崖の下で、同じ職業をしている、盲唖学校の同窓の藤木という男が、三日にあげずに彼の家へ遊びにきた。
— 平林初之輔 『二人の盲人』 青空文庫
けれども地形の制限を受ける事多く、戦場ではほとんど盲唖である。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
冴返るなどと云う時節でもないに馬鹿馬鹿しいと外套の襟を立てて盲唖学校の前から植物園の横をだらだらと下りた時、どこで撞く鐘だか夜の中に波を描いて、静かな空をうねりながら来る。
— 夏目漱石 『琴のそら音』 青空文庫
作例 · 標準
ヘレン・ケラーは盲唖という困難な状況にありながら、社会福祉のために生涯を捧げた。
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幕末から明治にかけて、盲唖の人々への教育制度を整えようと奔走した先駆者がいた。
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指点字などのコミュニケーション手段の開発により、盲唖者の社会参加の道が開かれた。
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