能劇
のうげき
名詞
標準
文例 · 用例
私はここでいつて置く……能楽(能劇といつてもよい)の真生命はこの橋掛にある。
— 野口米次郎 『能楽論』 青空文庫
さうして欧米の舞台芸術は、きつと能劇から粗雑な凡俗主義を打破する暗示を受けるであらう。
— 野口米次郎 『能楽論』 青空文庫
多くの場合に於ける想像は、無理な努力の仕事であるが、この能劇の殿堂では想像することぐらゐ容易で楽なことはない。
— 野口米次郎 『能楽論』 青空文庫
これらの通念は、その両極端に於て、或は技巧偏重の「トリック」万能劇を生み、或は、「自然」崇拝の「生活の断片」劇乃至は、観念暴露の小説的戯曲を横行せしめる結果となつた。
— 岸田國士 『演劇論の一方向』 青空文庫