富士五湖
ふじごこ
名詞
標準
the Five Lakes of Mt. Fuji
文例 · 用例
これは甲州、富士五湖の一つの河口湖畔、いまの船津の裏山あたりで行はれた事件であるといふ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
脚下には、富士五湖中で一番深いといわれている本栖湖、それを囲んだ丘陵、遥に高く、天子山脈や、南アルプスの大屏風が立ちふさがっている。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
昭和二年より同八年に至る作品の中、木曾川、北越、奈良、北九州、滿洲、濱名、富士五湖等の覊旅、飛行等の短歌・長歌及増補。
— 北原白秋 『白南風』 青空文庫
とほつあふみ浜名の郡日はぬくし坊瀬越え来てここは白須賀おなじ冬おなじ蔀の日のあたり白須賀はよし古りし白須賀ここ過ぎてなにか現のけほどさよ物はたく音も立ちて止みたる富士五湖昭和七年、妻子と共に晩秋の富士五湖に遊ぶ。
— 北原白秋 『夢殿』 青空文庫
昭和二年より同八年に至る作品の中、木曾川、北越、奈良、北九州、満洲、浜名、富士五湖等の覊旅、飛行等の短歌・長歌及増補。
— 北原白秋 『白南風』 青空文庫
鴬や富士の西湖の青くして百歳の人わが船を漕ぐ 大正十二年七月夫妻は富士五湖に遊んだ。
— 平野萬里 『晶子鑑賞』 青空文庫
その花村や舟木や間瀬や小夜太郎らは庄吉も一しよにキミ子を囲んで伊豆や富士五湖や上高地や赤倉などへ屡々旅行に出たといふ。
— 坂口安吾 『外套と青空』 青空文庫
その時は春山武松君などと一緒に富士五湖めぐりをやったのであるが、船津で泊まって翌日舟で河口湖を渡るときに、湖水の水の下に立ったままの唐もろこしの畑などが見えた。
— 和辻哲郎 『夢』 青空文庫
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富士五湖(ふじごこ)は、山梨県側の富士山麓に位置する5つの湖の総称。下記の5つの湖を指す。富士急行の創設者である堀内良平によって命名された。本栖湖 〈もとすこ〉(富士河口湖町、身延町) 精進湖 〈しょうじこ〉(富士河口湖町) 西湖 〈さいこ〉(富士河口湖町) 河口湖 〈かわぐちこ〉(富士河口湖町) 山中湖 〈やまなかこ〉(山中湖村)
出典: 富士五湖 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0