見せばや
みせばや異読 ミセバヤ
名詞
標準
Siebold's stonecrop (Hylotelephium sieboldii)
文例 · 用例
擦りてはまたもの書きなどせる、なかにむつかしき字のひとつ形よく出来たるを、姉に見せばやと思うに、俄にその顔の見とうぞなりたる。
— 泉鏡花 『龍潭譚』 青空文庫
擦りてはまたもの書きなどせる、なかにむつかしき字のひとつ形よく出来たるを、姉に見せばやと思ふに、俄にその顔の見たうぞなりたる。
— 泉鏡花 『竜潭譚』 青空文庫
道すがら巣林子の曲を評しあひ、治兵衛梅川などわが老畸人の得意の節おもしろく間拍子とるに歩行も苦しからず、蛇の滝をも一見せばやと思しが、そこへも下ず巌角に憩て、清々冷々の玄風を迎へ、体静に心|閑にして、冥思を自然の絶奥に馳せて、聊か平生の煩羅を洗ふ。
— 北村透谷 『三日幻境』 青空文庫
その疾く捷き運動を、畫かく人に見せばやとぞ覺ゆる。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
七 髪結洗濯 女史と相別れし後、妾は土倉氏の学資を受くるの資格なきことを自覚し、職業に貴賤なし、均しく皆神聖なり、身には襤褸を纏うとも心に錦の美を飾りつつ、姑らく自活の道を立て、やがて霹靂一声、世を轟かす事業を遂げて見せばやと、ある時は髪結となり、ある時は洗濯屋、またある時は仕立物屋ともなりぬ。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
十三日の月がはなやかに上ったころに、ただ「あたら夜の」(月と花とを同じくば心知られん人に見せばや)とだけ書いた迎えの手紙を浜の館の源氏の所へ持たせてやった。
— 明石 『源氏物語』 青空文庫
須磨の浦に心を寄せし船人のやがて朽たせる袖を見せばや 字は以前よりずっと上手になっているが、五節に違いないと源氏は思って返事を送った。
— 明石 『源氏物語』 青空文庫
かきくらすあめりか人に天日の かゞやく邦の手ぶり見せばや神風のいせの海辺に夷らを あら濤たゝし打沈めばや 東湖のこのはげしい攘夷の叫び声にも負けない気概を、遊女亀遊はこの辞世の一首に示しているのであります。
— 上村松園 『作画について』 青空文庫
作例 · 標準
「秋になると、庭の片隅でミセバヤが可愛らしいピンク色の小さな花を咲かせている。」
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「ミセバヤは多肉植物なので乾燥に強く、初心者でも比較的育てやすい植物だ。」
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「万葉集の時代から親しまれてきたミセバヤは、その奥ゆかしい姿が茶花としても珍重される。」
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