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つつも

つつも
接尾辞
1
標準
even though
文例 · 用例
つまり大小の群星には二つの党派があってそれぞれの根拠地より出でて互いに入り乱れつつも目ざす処に馳せ行くがごとき有様である。
寺田寅彦 宇宙の二大星流 青空文庫
いつぞは正気に復りて夢のさめたる如く、父様母様といふ折の有りもやすと覚束なくも一日二日と待たれぬ、空蝉はからを見つつもなぐさめつ、あはれ門なる柳に秋風のおと聞えずもがな。
樋口一葉 うつせみ 青空文庫
そういう間柄でありつつも、飽くまで臆病に飽くまで気の小さな両人は、嘗て一度も有意味に手などを採ったことはなかった。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
出来ない相談とは知りつつも、毎年の展覧会を見る度にそう思わないことはないのである。
寺田寅彦 二科展院展急行瞥見記 青空文庫
私は何にも云ひたくないと云ひつつも、思ふ処をまた述べ重ねてしまつたが、要するに芸術の道に於ては私は私である、芥川氏は芥川氏である。
――全人間的な体現を――(その一、芥川龍之介氏) 現代作家に対する批判と要求 青空文庫
東京に出てから、自分は画を思いつつも画を自ら書かなくなり、ただ都会の大家の名作を見て、僅に自分の画心を満足さしていたのである。
国木田独歩 画の悲み 青空文庫
アア、一対なら、おれの腕で売れば慥に三十両にはなるものだが、片方では仕方がない、少しの金にせよ売物にならぬものを買ったってどうもならぬと、何ともいえないその鐙の好い味に心は惹かれながら、振返っては見つつも思い捨てて買わずに大阪へと下った。
幸田露伴 骨董 青空文庫
と家内に一言して、餌桶と網魚籠とを持って、鍔広の大麦藁帽を引冠り、腰に手拭、懐に手帳、素足に薄くなった薩摩下駄、まだ低くならぬ日の光のきらきらする中を、黄金色に輝く稲田を渡る風に吹かれながら、少し熱いとは感じつつも爽かな気分で歩き出した。
幸田露伴 蘆声 青空文庫
作例 · 標準
忙しいつつも、彼はいつも家族との時間を大切にしている。
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難しい問題であるつつも、皆で協力すれば解決できるはずだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
失敗を恐れるつつも、新しいことに挑戦する勇気を持っていたい。
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