口をきく
くちをきく
表現動詞-五段-カ行
標準
to speak
文例 · 用例
それから努めて、口をきくことにした。
— 太宰治 『九月十月十一月』 青空文庫
それも、れいの安易な氣分本位で、やたらと人の陰口をきく。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
だから、もう誰とも口をきくまいと思つた。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
拠処なく物を云うにも、今までの無遠慮に隔てのない風はなく、いやに丁寧に改まって口をきくのである。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
家のお母さんは民子が未だ口をきく時から、市川へ往って居って、民子がいけなくなると、もう泣いて泣いて泣きぬいた。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
「まあ、やってご覧、あたしの寝酒の肴さ」 亭主は客に友達のような口をきく。
— 岡本かの子 『鮨』 青空文庫
殊に學生時代の葉藏が、その教師たちの陰口をきくときの燃えるやうな瞳を愛した。
— 太宰治 『道化の華』 青空文庫
この文士、ひどく露骨で、下品な口をきくので、その好男子の編集者はかねがね敬遠していたのだが、きょうは自身に傘の用意が無かったので、仕方なく、文士の蛇の目傘にいれてもらい、かくは油をしぼられる結果となった。
— 太宰治 『グッド・バイ』 青空文庫
作例 · 標準
子供はもうすぐ三歳になるが、まだ片言しか口をきかない。
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長年の沈黙を破り、彼はついに重い口をきいた。
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標準
to mediate
作例 · 標準
両者の意見が対立する中、彼は間に入って口をきき、和解へと導いた。
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兄は、弟の就職のために上司に口をきいてくれた。
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