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鱗形

うろこがた異読 りんけい・いろこがた
名詞名詞-の形容詞多音語
1
標準
triangular pattern
文例 · 用例
丸窓の小障子は外れていて、外に竹藪のある中に、ハアト形にどんよりと、あだ蒼い影が、ねばねばと、鱗形に溶けそうに脈を打って光っている。
泉鏡花 露萩 青空文庫
その時、颯と吹いた夜嵐に、提灯は暗くなり、小波は白い毛を立てて、空なる鱗形の雲とともに亂れた。
泉鏡太郎 深川淺景 青空文庫
燒けた水を、目前、波の鱗形に積んだ、煉瓦を根にして、卒堵婆が一基。
泉鏡太郎 深川淺景 青空文庫
黒白鱗の帷子、同じ鱗形の裁着、鰭のごときひらひら足袋。
泉鏡花 夜叉ヶ池 青空文庫
姓は源、氏は細木、定紋は柊であるが、店の暖簾には一文字の下に三角の鱗形を染めさせるので、一鱗堂と号し、書を作るときは竜池と署し、俳句を吟じては仙塢と云い、狂歌を詠じては桃江園また鶴の門雛亀、後に源僊と云った。
森鴎外 細木香以 青空文庫
緑いろの革で四角に出来てゐて、縁と蝶番の処とは勿論、四隅に附いてゐる鱗形の装飾も、表の真中に附いてゐる名の頭字の A の字も、皆銀である。
森鴎外 金貨 青空文庫
もう少し涼しくなると、彼女は鱗形の銀紙を貼り付けた紅い振袖を着て、芝居で見る清姫のような姿になって、舞台で蛇を使うことがある。
岡本綺堂 両国の秋 青空文庫
鱗形に垢のついた身体全体は、まるで松の幹が転がっているようだった。
小林多喜二 蟹工船 青空文庫
作例 · 標準
例句
2
標準
triangle emblem
作例 · 標準
例句