盗み読む
ぬすみよむ
動詞
標準
文例 · 用例
私が至って舊式な、かりにも他人の手記などを盗み読むことのできるような育ち方をした女でないことは、誰よりも夫がよく知っている。
— 谷崎潤一郎 『鍵』 青空文庫
しかし私は、夫に私の日記帳を盗み読む時間を与えるのが目的で外出するのでは、もちろんない。
— 谷崎潤一郎 『鍵』 青空文庫
私は、彼と結婚したその翌日あたりから、ときどき彼の日記帳を盗み読む習慣を持ち始めていた。
— 谷崎潤一郎 『鍵』 青空文庫
子供たちは、大人の読み残した貸本の講談本を盗み読むくらいで、その当時あこがれの的であった『少年世界』や『日本少年』を毎月とっているなどという子供は、級に一人か二人という程度であった。
— 中谷宇吉郎 『簪を挿した蛇』 青空文庫