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夏木立

なつこだち
名詞
1
標準
grove in summer
文例 · 用例
魚臭き村に出けり夏木立 旅中の実咏である。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
青葉の茂った夏木立の街道を通って来ると、魚くさい臭いのする、小さな村に出たというのである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
白蝋の御両頬には、あの夏木立の影も映らむばかりでございました。
太宰治 青空文庫
ふりむくと、刀をさしたさむらいが、夏木立の青い日影を浴びて立っていた。
太宰治 地球図 青空文庫
緑いよ/\濃かにして、夏木立深き處、山幽に里靜に、然も今を盛の女、白百合の花、其の膚の蜜を洗へば、清水に髮の丈長く、眞珠の流雫して、小鮎の簪、宵月の影を走る。
泉鏡花 月令十二態 青空文庫
「あやなき闇に凄然じや、閻羅と見ゆる夏木立」。
北村透谷 「桂川」(吊歌)を評して情死に及ぶ 青空文庫
が、新聞で読んで感嘆したのはマダ一部少数者だけであったが、越えて数月この「武蔵野」を巻軸として短篇数種を合冊した『夏木立』が金港堂から出版されて美妙斎の文名が一時に忽ち高くなった。
内田魯庵 美妙斎美妙 青空文庫
二 初対面の印象 私が初めて美妙と音信したのは『夏木立』発行後間もなくであった。
内田魯庵 美妙斎美妙 青空文庫
作例 · 標準
緑が深まった夏木立の中を散策するのは気持ちが良い。
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木漏れ日が夏木立の地面に美しい模様を描いていた。
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蝉の声が響く夏木立は、日本の夏の風物詩だ。
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