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両三日

りょうさんにち
名詞
1
標準
two or three days
文例 · 用例
その代りにこの両三日のうちにはキット下手人を探り出いてお眼にかけまする私の所存……何卒……何卒御容赦を……」 松倉十内は、何か思い直したように切柄をかけた白鞘の脇差から手を離した。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
かの君、大磯に一泊して明日は鎌倉まで引っ返しかしこにて両三日遊びたき願いに候えど――。
国木田独歩 おとずれ 青空文庫
しかも、ここ両三日は法用で取込んでいるから、どうぞその後にお越し下されたいと慇懃に断られた。
岡本綺堂 秋の修善寺 青空文庫
故郷を捨てて東京に走り、その職業的有利さから東京に定住している作家、批評家が、両三日地方に出かけて、地方人に地方文学論に就て教えを垂れるという図は、ざらに見うけられたが、まず、色の黒い者に色の黒さを自覚させるために、わざわざ色白が狩り出されるようなもので、御苦労千万である。
織田作之助 東京文壇に与う 青空文庫
予は少しく思ふよしあれば、其|頭を撫で、背を摩りなどして馴近け、賄の幾分を割きて与ふること両三日、早くも我に臣事して、犬は命令を聞くべくなれり。
泉鏡花 妖怪年代記 青空文庫
「これは有難い、私も今|両三日すると、満行になるが、急に往かねばならぬことになったから、手数をかけた」 主人は往くと云ったのを平生のとおり貝塚へ往くことだと思った。
田中貢太郎 神仙河野久 青空文庫
そは両三日前妹が中元の祝いにと、他より四、五円の金をもらいしを無理に借り受け、そを路費として、夜半寝巻のままに家を脱け出で、これより耶蘇教に身を委ね神に事えて妾が志を貫かんとの手紙を残して、かくは上京したるなれば、妾はもはや同志の者にあらず、約に背くの不義を咎むることなく長く交誼を許してよという。
福田英子 妾の半生涯 青空文庫
こは予てよりの覚悟なりけれど、大阪に到着の夜、父上の寝物語りに、両三日来|中江先生、栗原亮一氏ら頻りにわれに説きて、汝と葉石と結婚せしむべきことを勧められぬ、依っていずれ帰国の上、義兄らにも相談して、いよいよ挙行すべしと答えおきたりとあり。
福田英子 妾の半生涯 青空文庫
作例 · 標準
「ここ両三日は、ずっと雨続きで洗濯物が乾かなくて困っちゃうわ。」
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出張で両三日ほど留守にするので、植木の水やりを隣の人に頼んだ。
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旅行の準備にあと両三日あれば、もっと余裕を持って出発できたのに。
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