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身に覚えのある

みにおぼえのある
表現形容詞-語幹
1
標準
having the memory of having done something oneself
文例 · 用例
身に覚えのある捨吉は玉木の小母さんの言ったことを考えて、わざわざ少年をはじしめるようなそういう苛酷な大人の心を憎んだ。
島崎藤村 桜の実の熟する時 青空文庫
それは各自がいつか前に身に覚えのある悲しみを追想しているようでもあれば、また俄に感じた自分の生を噛みしめ直して味わい愉しんでいるようにも見え、矢代もひとり柘植の緑の葉に見入った。
横光利一 旅愁 青空文庫
身に覚えのある人間なら、余程の自信が無い限り、トックの昔に感付いている筈だ。
夢野久作 山羊髯編輯長 青空文庫
逃げ廻ったと云うのが身に覚えのある証拠だ。
甲賀三郎 支倉事件 青空文庫
自分も、横浜のとても好い住居も若い時から造らせた好い箏も、なにもかも震災の難にあって、命だけたすかった、身に覚えのある痛手なので、「江木さんもさびしいでしょうよ。
長谷川時雨 江木欣々女史 青空文庫
これは私も身に覚えのあるところである。
――ゴロー三船とマゴコロの手記―― ジロリの女 青空文庫
身に覚えのあるアンニャの総代はゲラゲラ笑いたてて、「オメ様に一ツくらすけられると熊れも狼れもダメになるほどのキッツイモンを、オトトもオカカもめッたに叱るわけにはいかねもんだわ。
飛燕流開祖 落語・教祖列伝 青空文庫
戦地へでたものは、みんな身に覚えのあることですから、医者だって例外ではありませんよ。
坂口安吾 我が人生観 青空文庫
作例 · 標準
身に覚えのある罪悪感に苛まれた。
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その話には身に覚えのある部分があり、少し気まずい。
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彼の指摘には、私にも身に覚えのある節があった。
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