芳林
ほうりん
名詞
標準
文例 · 用例
筆者は過日、ある新聞社のA君に案内されて「芳林堂」という本屋の横をはいったが、突き当って右へ折れたところに「おもだか」という店がある。
— 山之口貘 『池袋の店』 青空文庫
「もはや夕景でもあるし、一同疲れているようだから、ともかく今夜は芳林寺へ行って一泊することにしたらよかろう。
— 大鹿卓 『渡良瀬川』 青空文庫
芳林寺へゆく途中で、急に道をかえて川越へ向った一群もあって、結局三百五十名ばかりが後に残った。
— 大鹿卓 『渡良瀬川』 青空文庫
神田の芳林、池ノ端の青海、仲御徒町の本島(これが筆者の母校、若先生は初期の師範学校卒業生で、今は退隠されてなお健在。
— 山本笑月 『明治世相百話』 青空文庫
この上にも曹叡は、「芳林閣の改修をせよ」と、吏を督して、民間から巨材を徴発し、石や瓦や土を引く牛のために、民の力と汗を無限に濫用した。
— 篇外余録 『三国志』 青空文庫