蛇蝎
だかつ
名詞
標準
snakes and scorpions
文例 · 用例
蛇蝎の如くきらったんじゃない……?
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
高橋君は、それ以後、作家に限らず、いささかでも人格者と名のつく人物、一人の例外なく蛇蝎視して、先生と呼ばれるほどの嘘を吐き、などの川柳をときどき雑誌の埋草に使っていましたが、あれほどお慕いしていた藤村先生の『ト』の字も口に出しませぬ。
— 太宰治 『虚構の春』 青空文庫
充実なき誇負は由来文化の公敵、真人の蛇蝎視する所に候。
— 石川啄木 『渋民村より』 青空文庫
斯の如くにして家人を狼狽させることは自分は蛇蝎の如く嫌である。
— 長塚節 『記憶のまゝ』 青空文庫
教師側からは蛇蝎の様に思はれて居た不良少年であつたが、奇体に生徒間には神の様な権力を振つて居た。
— 村山槐多 『殺人行者』 青空文庫
布切れの真中をつまみあげると布の周囲が寄つてくるやうに――、詩人は女好きだとは頭から決められない詩人は女に対しては相当選り好みがやかましいのだ、一個所欠点があるとその一個所を蛇蝎のやうに憎む詩人やら、他人が欠点と見るところも勝手に美化し合理化し拝み奉る詩人もある。
— 小熊秀雄 『託児所をつくれ』 青空文庫
切なりと謂はば実に極めて切なる、可憐しと謂はば又極めて可憐き彼の心の程は、貫一もいと善く知れれど、他の己を愛するの故を以て直ちに蛇蝎に親まんや、と却りてその執念をば難堪く浅ましと思へるなり。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
彼等はよく功利主義々々々々といって報酬を目あてにする行為を蛇蝎の如く忌み悪んでいる。
— 有島武郎 『惜みなく愛は奪う』 青空文庫
作例 · 標準
彼の書斎には、蛇蝎の置物が飾られていた。
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毒を持つ蛇蝎は、人間にとって脅威となる。
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その洞窟には、蛇蝎の群れが住み着いている。
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標準
something detestable
作例 · 標準
彼は嘘つきを蛇蝎のごとく嫌う。
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その不正行為は、誰もが蛇蝎のごとく忌み嫌った。
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蛇蝎視されるような行動は慎むべきだ。
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