土竜
もぐら異読 むぐらもち・むぐら・もぐらもち・どりゅう・モグラ・モグラモチ
名詞頻度ランク #41753 · 青空 89 例
標準
mole (Talpidae spp., esp. the small Japanese mole, Mogera imaizumii)
文例 · 用例
山越しに木曾路へ出て、汽車に乗るとすれば、トンネル又トンネルがあつて、この温気に、土竜のやうに、暗の窖を這ひ、石炭の粉の雨を浴びなければならない。
— 小島烏水 『天竜川』 青空文庫
そのために、彼が土竜のように陽の光を避けて生きなければならなくなった、最初の拷問!
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
あれよ、……あの、大学校の大教室に、椅子で煙草を喫んでござった、人間離れのした神々しい豪い処を見ぬ前だで――あれを見た目にゃ、こんなその、土竜見たようになってしもうた俺が手で、危いことするは余り可惜ものだ思う気が、ふいと起ってどうにも出来ねえのですのだで。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
「正直、土竜と同じくらい何も見えていなかったが、遅れて知恵を学ぶのは、まったく学ばないよりはましというわけだ。
— THE MAN WITH THE TWISTED LIP 『唇のねじれた男』 青空文庫
「ウン起きたか省作、えい加減にして土竜の芸当はやめろい。
— 伊藤左千夫 『春の潮』 青空文庫
半七は土竜のように這い込むと、まだ三間とは進まないうちに、道は塞がって行く手をさえぎられた。
— 地蔵は踊る 『半七捕物帳』 青空文庫
僕は、心象の飛躍を索める夢も消えて土竜の心であつた。
— 牧野信一 『凩日記』 青空文庫
しかるにその後、『異制庭訓往来』和漢の名馬を列ねた中に、本朝|厩戸王子甲斐黒駒、太宰大弐弘継土竜とあるを見出した。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
庭師は、土竜が残した新しい土の山に不満を持っていました。
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早朝、巣穴から顔を出した土竜を見ました。
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モグラ塚は、庭で土竜が活動していた明らかな兆候です。
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