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岩脈

がんみゃく
名詞
1
標準
dike
文例 · 用例
灰青色した緻密の熔岩と砂礫と互層をしているところを、筋違いに岩脈がほとばしって、白衣の道者たちが大沢で祈ったのと同じように、この岩脈を十二薬師の体現と信じて、崇拝するという話である。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
ともかくも、赤く焼けてくすぶった熔岩や、白ッちゃけた岩脈のくずや、黒い小粒の砂礫が、無秩序に積み累ねられたところは、九千尺に近い山中というよりも、かきや蛤の殻を積み上げた海辺にでも、たたずんでいるようであった。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
それも熔岩と砂礫の互層や、岩脈のほとばしりを露出して、整然たる成層美を示すところもあるが、多くは手もつけられないほど、砂礫や灰を放擲したようで、紛雑を極めている。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
灘をこえて、水が静かになると、両方の岸を見廻すだけの余裕が出てくる、河原には材木を伐り出す小舎がある、岩石は上流の花崗岩と違つて、小さな褶曲や白や褐色の岩脈が、横に帯をしめたやうな、筋を入れたのが、美しく見える。
小島烏水 天竜川 青空文庫
〔ああいうのを岩脈といいます。
宮沢賢治 台川 青空文庫
〔あゝいふのを岩脈といひます。
宮沢賢治 台川 青空文庫
もどりて同じ岩脈を南に行けば、大門岩にいたる。
大町桂月 妙義山の五日 青空文庫
葛籠岩崛起して、その岩脈、朝日嶽に連なる。
大町桂月 妙義山の五日 青空文庫
作例 · 標準
海岸沿いには、太古の地殻変動によってできた黒い岩脈が走っている。
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この地域の地層には、火山活動によって形成された岩脈がいくつも見られる。
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採石場では、硬い岩脈に沿って採掘作業が進められていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ガイドは、珍しい形状の岩脈を指して、その成り立ちを説明した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア

岩脈(がんみゃく、ダイク、dike、dyke)は、地層や岩石の割れ目にマグマが貫入して板状に固まった火成岩体。中心火道から放射状に伸びる岩脈がしばしば見られる。露頭で目にするのはその板状の岩体の断面のことが多いため、筋のようなものと思いがちである。

出典: 岩脈 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0