幻辞.com

竹門

ちくもん
名詞
1
標準
文例 · 用例
下のかたには丸太を柱ととしたる竹門あり。
岡本綺堂 蟹満寺縁起 青空文庫
三十年五月の真砂座では、鬼丸を相手に、「岩見重太郎」「桂川」「和国橋藤次」の役に、岩見重蔵――返り打ちになる――・おはん・丁稚長吉・搗米屋臼右衛門・巾著切り竹門の虎を受け持つた。
折口信夫 市村羽左衛門論 青空文庫
年代記は、家橘めき/\と売り出し、中幕の帯屋にお半と長吉とを勤め、評能く、二番目、竹門の虎も伯父菊五郎摸しにて、受けよし。
折口信夫 市村羽左衛門論 青空文庫
だが、田村氏が今少し反省して書いたら、父家橘の演じた竹門の虎のあつたことが、胸に浮んだであらう。
折口信夫 市村羽左衛門論 青空文庫
その竹町と唱るは佐竹邸の西門の扉は竹を以て作れるに依りその近傍を竹門と称したれば右に因みて町名となせり。
永井荷風 下谷叢話 青空文庫