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余儀なく

よぎなく
副詞頻度ランク #10031 · 青空 0
1
標準
unavoidably
文例 · 用例
落第や其の他の事情で土地の学校を出て他所に転校を余儀なくされた彼は、わざわざ、もう暑中休暇も終るといへば、また立つて行くのだ。
中原中也 分らないもの 青空文庫
もちろんその事情の第一番は、僕の孤独癖や独居癖やにもとづいて居り、全く先天的気質の問題だが、他にそれを余儀なくさせるところの、環境的な事情も大いにあったのである。
萩原朔太郎 僕の孤独癖について 青空文庫
そして帽子をさらわれないために間断なき注意を余儀なくさせられた。
寺田寅彦 電車と風呂 青空文庫
十年許り前に親父が未だ達者な時分、隣村の親戚から頼まれて余儀なく買ったのだそうで、畑が八反と山林が二町ほどここにあるのである。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
従って科学者は自分の研究以外の事で常に忙しい想いをするように余儀なくされる。
寺田寅彦 雑記(1) 青空文庫
一種の人質となって多年江戸に住んでいることを余儀なくされた諸大名の奥方や子息たちは、われ先にと逃げるように国許へ引きあげた。
奥女中 半七捕物帳 青空文庫
が、彼女は変調を来した生理的条件に、すべてを余儀なくされていた。
黒島傳治 浮動する地価 青空文庫
アインシュタインはそこで余儀なく絶対空間とエーテルの殻を砕いたまでである。
寺田寅彦 相対性原理側面観 青空文庫
余儀なく(よぎなく) — 幻辞.com