帆足
ほあし
名詞頻度ランク #38992 · 青空 12 例
標準
rope that ties the lower end of the sail to the hull (on a Japanese-style ship)
文例 · 用例
漢學者の帆足萬里先生、彼の人は嘉永五年に歿しました。
— 森鴎外 『假名遣意見』 青空文庫
帆足万里はかつて留守居を罵って、国財を靡し私腹を肥やすものとした。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
しかし保さんは少時帆足の文を読むごとに心|平かなることを得なかったという。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
保は客を避けて『横浜毎日新聞』に寄する文を草せんがために、一週日ほどの間柳島の帆足謙三というものの家に起臥していた。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
然るに或夜水木が帆足の家に来て、母が病気と見えて何も食わなくなったと告げた。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
兄弟問答又当時世間一般の事であるが、学問と云えば漢学ばかり、私の兄も勿論漢学|一方の人で、只他の学者と違うのは、豊後の帆足万里先生の流を汲んで、数学を学んで居ました。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
帆足先生と云えば中々|大儒でありながら数学を悦び、先生の説に、鉄砲と算盤は士流の重んずべきものである、その算盤を小役人に任せ、鉄砲を足軽に任せて置くと云うのは大間違いと云うその説が中津に流行して、士族中の有志者は数学に心を寄せる人が多い。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
行李の底から、帆足万里の書いた小さい軸を出して、壁へ掛けた。
— 夏目漱石 『永日小品』 青空文庫
作例 · 標準
船乗りは風向きが変わるたびに、帆足を素早く調整して船を操った。
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古い和船の模型を作るとき、帆足の結び方を忠実に再現するのに苦労した。
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強い突風が吹き、ピンと張られた帆足からきしむような音が鳴った。
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