馬方
うまかた
名詞
標準
packhorse driver
文例 · 用例
この場合において馬方は資本家であり、馬は労働者である。
— 寺田寅彦 『鑢屑』 青空文庫
船頭、馬方、木樵、機業場の女工など、あるが中に、この木挽は唄を謡わなかった。
— 泉鏡花 『三尺角』 青空文庫
アラビア人の馬方が道のまん中に突っ立った驢馬をひき寄せようとするがなかなかいこじに言うことを聞かない。
— 寺田寅彦 『映画雑感(1)』 青空文庫
馬方はとうとう自分ですべって引っくりかえって白いほこりがぱっと上がる。
— 寺田寅彦 『映画雑感(1)』 青空文庫
顔をすっかり頭巾で包んで、長い手綱で遠くの方から橇を操っている馬方は、寄り道をするようにしておせいを覗きこみに来た。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
「おい、そりや馬方のぢやないかい」と相島が井田の脱ぎ捨てた外套を指すと、井田は例の輕い樣で居て沈んだ語調で、「いゝえ、是れは僕んです」と云ひながら式臺に腰を下して靴を脱ぎにかゝる。
— 有島武郎 『半日』 青空文庫
船頭、馬方、木樵、機業場の女工など、あるが中に、此の木挽は唄を謠はなかつた。
— 泉鏡花 『三尺角』 青空文庫
通りがかりの馬方と問答する。
— 泉鏡花 『怨霊借用』 青空文庫