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他薦

たせん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
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文例 · 用例
自薦他薦の養子の候補者は、選りどり見どりだが、苦労を知らない大家の次男三男を養子に貰ったところで、よくいう、初代が『初松魚伊勢屋の前をすぐ通り』二代目へ来て『二代目の伊勢屋の前に初松魚』、三代目となると『売家と唐様で書く三代目』という川柳の通りに、悪くすると家の落目を招くにきまっている。
新版大岡政談 魔像 青空文庫
口をいっぱいにあいて下へ落ちたせんべいのありうる可能性などは考えないで悠然として次のを待っている姿は罪のないものである。
寺田寅彦 あひると猿 青空文庫
ヴェニスの町は朽ちよごれているが、それは美しく朽ちよごれているので壁のはがれたのも、ないしは窓からぶら下げたせんたく物までも、ことごとく言うに言われぬ美しくくすんだいい色彩を示しています。
寺田寅彦 先生への通信 青空文庫
せんたく屋の場面では物干し場の綱につるしたせんたく物のシャツやパジャマが女を相手に踊るという趣向がある。
寺田寅彦 映画雑感(4) 青空文庫
かうした私の子供じみたせんちめんたりずむをお笑ひ下さるな。
萩原朔太郎 散文詩・詩的散文 青空文庫
自宅から自動車で迎へに来たせん子は、赤子を抱いたまゝ会場を廻つたので疲れて、今食堂で何か飲物を摂つてゐる――桂子はたゞ一人闇空の下に立ち現はれてQ――芸館の屋上庭園を靴の底に踏み締めた。
岡本かの子 花は勁し 青空文庫
でだれでも子どもならば、鍛冶屋がどうして火をおこし、どうして鍬をうつか、仕立屋がどんなふうにミシンをまわし、どんな工合にエプロンのポケットをぬいつけるか、またせんべやのじいさんが、せんべをさしはさんだ、うちわようのものをどんな順序で火の上でひっくりかえすか細かいところまでよく知っていた。
新美南吉 空気ポンプ 青空文庫
たとえばふいごをおさせたり、つながったせんべを細かくくだかせたり。
新美南吉 空気ポンプ 青空文庫
作例 · 標準
彼は自ら立候補したのではなく、同僚からの熱烈な他薦で会長になった。
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優れた活動をしている団体を、他薦によって表彰する制度がある。
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「私は推薦されませんが、他薦があれば喜んで引き受けます」と彼は答えた。
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