掃き出し
はきだし
名詞
標準
sweeping out
文例 · 用例
鹽花こそふらね跡は一まづ掃き出して、若旦那退散のよろこび、金は惜しけれど見る目も憎ければ家に居らぬは上々なり、何うすれば彼のやうに圖太くなられるか、あの子を生んだ母さんの顏が見たい、と御新造例に依つて毒舌をみがきぬ。
— 一葉女史 『大つごもり』 青空文庫
塩花こそふらね跡は一まづ掃き出して、若旦那退散のよろこび、金は惜しけれど見る目も憎ければ家に居らぬは上々なり、どうすればあのやうに図太くなられるか、あの子を生んだ母さんの顔が見たい、と御新造例に依つて毒舌をみがきぬ。
— 樋口一葉 『大つごもり』 青空文庫
就中、風呂敷にも袂にも懐にも盗みあまって、手当次第に家々から、夥間が大道へ投散らした、霰のごとき衣類調度は、ひた流しにずるずると、山から海へ掃き出して、ここにあらかじめ纜った船に、堆く積み上げた。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
雜と掃き出したばかりで、煤もほこりも其のまゝで、まだ雨戸を開けないで置くくらゐだから、下階の出窓下、すゝけた簾ごしに供へよう。
— 泉鏡太郎 『十六夜』 青空文庫
さあ、雨戸をみんなあけて、ことしの家中の塵芥をさっぱりと掃き出して、のんきに福の神の御入来を待つがよい。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
物の隅々に溜っていた塵屑を綺麗に掃き出して掃除したように、手も足も頭もつかえて常に屈まってたものが、一切の障りがとれてのびのびとしたような感じに、今日ほど気の晴れた事はなかった。
— 伊藤左千夫 『春の潮』 青空文庫
そうです、奴らが首を持ち出して拈くりまわしているうちに、一本か二本ぬけて落ちたのを誰も気がつかずにいて、けさになって小僧どもが掃き出してしまったんでしょう。
— 異人の首 『半七捕物帳』 青空文庫
誰かが掃き出したのではなく、そこに人間が這い込んでいたのではないかと想像された。
— 青山の仇討 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
部屋の隅に溜まったゴミを、一気に外へ掃き出しにする。
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大掃除の最後は、床下の埃を全部外へ掃き出しにして終了した。
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水害で流れ込んだ泥を、シャベルとほうきで必死に掃き出しした。
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標準
(sliding) glass door
作例 · 標準
リビングの掃き出しから庭へ出ると、金木犀の香りがふわりと漂ってきた。
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掃き出しの段差をなくして、車椅子でも自由に出入りできるように改修した。
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天気が良いので、掃き出しを全開にして部屋の空気を入れ替える。
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