潮汲み
しおくみ
名詞動詞-サ変
標準
drawing seawater to make salt
文例 · 用例
塩浜から帰る潮汲み女である。
— 森鴎外 『山椒大夫』 青空文庫
この辺に旅の宿をする家はありませんか」 潮汲み女は足を駐めて、主従四人の群れを見渡した。
— 森鴎外 『山椒大夫』 青空文庫
どうしてそんなに人気が悪いのでしょう」 二人の子供は、はずんで来る対話の調子を気にして、潮汲み女のそばへ寄ったので、女中と三人で女を取り巻いた形になった。
— 森鴎外 『山椒大夫』 青空文庫
夜になったら、藁や薦を持って往ってあげましょう」 子供らの母は一人離れて立って、この話を聞いていたが、このとき潮汲み女のそばに進み寄って言った。
— 森鴎外 『山椒大夫』 青空文庫
せめて子供たちにでも敷かせたりきせたりいたしとうございます」 潮汲み女は受け合って、柞の林の方へ帰って行く。
— 森鴎外 『山椒大夫』 青空文庫
潮汲み女の言った通りに、新しい高札が立っている。
— 森鴎外 『山椒大夫』 青空文庫
障子ぎはに三面鏡が置いてあり、その横の小さい棚には潮汲みの人形が硝子箱にをさまつてゐた。
— 林芙美子 『浮雲』 青空文庫
一〇 大喜利がにぎやかに幕が引かれると、雪之丞は、潮汲みの、仇ッぽい扮装のままで、師匠の部屋に行った。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
作例 · 標準
保存会の方々が、昔ながらの潮汲みの技法を観光客に披露していた。
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「重い桶を担いでの潮汲みは、足腰に相当な負担がかかる重労働だよ」と長老が語る。
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浜辺で潮汲みを行い、海水を何度も平釜に運んで塩を煮詰めていく。
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