眠りに落ちる
ねむりにおちる
表現動詞-一段
標準
to fall asleep
文例 · 用例
正確に書きたいと思うから、なるべくは眠りに落ちる直前までの事を残さず書いてみたいし、実に、めんどうな事になるのである。
— 太宰治 『作家の像』 青空文庫
眠りに落ちるときの気持って、へんなものだ。
— 太宰治 『女生徒』 青空文庫
なんとかしてそこを補おうと工夫しながら眠りに落ちる。
— 上村松園 『棲霞軒雑記』 青空文庫
それでも、巨大な幼児の脳にすり込まれた「ここに生きよ」との神の声は、再び眠りに落ちることも、ぬくもりを求めて仲間たちが肌を寄せ合う溜まりに這い入ることも彼に許さなかった。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
親元に報じてやる手紙が出されるのを見てから赤子のわきに横になりはなっても、自分が経験した病気に対する、あらゆる悲しさや恐ろしさが過敏になった心に渦巻きたって、もうどうしても死なねばならないときまってしまった様な厳な気持になったりして、いつとなし眠りに落ちるまで、もごもごと寝返りを打ちつづけて居た。
— 宮本百合子 『黒馬車』 青空文庫
この河が嬌えて、夜寒にヒシと岸辺に寄り添ふ時、銀いろの波がたつて、恰かもダマスクス刀の焼刄のやうにきらめいて、青々としたドニェープルは再び眠りに落ちる。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 後篇』 青空文庫
さうして、今やガルタンの市民は、過去の一切の記憶を忘却し、眠りに落ちる青白い獣であるかのやうに、たゞ呆然と生きてゐるにすぎなかつた。
— 横光利一 『碑文』 青空文庫
そうして、王の顔は渋りながら眠りに落ちる犬のように傾き始めると、やがて彼は卑弥呼の膝の上へ首を垂れた。
— 横光利一 『日輪』 青空文庫
作例 · 標準
読み聞かせを聞いているうちに、子供たちは次々と眠りに落ちた。
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心地よい音楽とアロマの香りで、私はゆっくりと深い眠りに落ちた。
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彼は酒に酔って、気がつくといつの間にかソファで眠りに落ちていた。
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