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乱れ飛ぶ

みだれとぶ
動詞-五段-バ行動詞-自動詞
1
標準
to fly wildly about
文例 · 用例
」「しばらく」 きれぎれに投げ散らされるブールヴァル言葉が、足音のざわめきにタクトされつつ、しきりなしに乱れ飛ぶ
岡本かの子 母子叙情 青空文庫
黒き礫のごとく、灰色の天狗のごとく乱れ飛ぶ、とこれに驚かされたようになって、大波を打つのは海よ。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
前の晩自宅で血統や調教タイムを綿密に調べ、出遅れや落馬|癖の有無、騎手の上手下手、距離の適不適まで勘定に入れて、これならば絶対確実だと出馬表に赤|鉛筆で印をつけて来たものも、場内を乱れ飛ぶニュースを耳にすると、途端に惑わされて印もつけて来なかったような変梃な馬を買ってしまう。
織田作之助 競馬 青空文庫
前の晩自宅で血統や調教タイムを綿密に調べ、出遅れや落馬癖の有無、騎手の上手下手、距離の適不適まで勘定に入れて、これならば絶対確実だと出馬表に赤鉛筆で印をつけて来たものも、場内を乱れ飛ぶニュースを耳にすると、途端に惑わされて印もつけて来なかったような変梃な馬を買ってしまう。
織田作之助 競馬 青空文庫
しまいには美しいパラソルが、あとからあとから浮き出して、数限りなく空間を乱れ飛ぶようになった。
夢野久作 空を飛ぶパラソル 青空文庫
なんの因縁で……」葉子は自分をこう卑しみながらも、男の目を迎え慣れた媚びの色を知らず知らず上まぶたに集めて、それに応じようとする途端、日に向かって目を閉じた時に綾をなして乱れ飛ぶあの不思議な種々な色の光体、それに似たものが繚乱として心を取り囲んだ。
有島武郎 或る女 青空文庫
心は、いつのまにか、無味乾燥な書物のページを辷りぬけて、あらぬかたに乱れ飛ぶのであった。
平林初之輔 人造人間 青空文庫
恐ろしい……そうして、人々のどよめきの中を依然として星は乱れ飛ぶ
夢野久作 東京人の堕落時代 青空文庫
作例 · 標準
競技場では、紙吹雪が乱れ飛んでいた。
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戦争の最中、弾丸が乱れ飛ぶ中で兵士たちは戦った。
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「きゃー、ボールが乱れ飛んでるから、気をつけなきゃ!」
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