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彫刻物

ちょうこくぶつ
名詞
1
標準
engraving
文例 · 用例
始めは二つの爪あるいは牙の根元を糸や金具で縛ったものを用いていたが、後には一片の彫刻物で代用するようになり、後には真中の継目の痕も略されて新月形になってしまったという事がわかった。
寺田寅彦 話の種 青空文庫
あるいは銀色の蒼く光るものあり、また銅の錆たるものあり、両手に抱えて余るほどな品は、一個も見えないが、水晶の彫刻物、宝玉の飾、錦の切、雛、香炉の類から、印のごときもの数えても尽されず、並べてあった。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
「作がよければ、美術品、彫刻物として御覧なさろうと言う世間。
泉鏡花 春昼 青空文庫
もし、へい、五体が満足な彫刻物であつたらば、真昼間、お前様と私とが、面突合はせた真中に置いては動出しもすめえけんども、月の黄色い小雨の夜中、――主が今話さしつた、案山子が歩行く中へ入れたら、ひとりで褄を取つて、しやなら、しやならと行るべい。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
極楽から剰銭を取る年で、城ヶ|沼の女の影に憂身を窶すお庇には、動く、働く、彫刻物は活きて歩行く……独りですら/\と天守へ上つて、魔物の閨に推参する、が、張も意地も着いて居るぞ、其の時嫌はれぬ用心さつせえ、と御坊に言托を頼まうかい。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
何ぼ私が顱巻しても、血の通ふ、暖い彫刻物は覚束ないで、……何とか別の工夫を頼むだ、最う此なものは、』と手にした腕を、思切つたしるしに、擲けやうとして揮上げた、……其の拳を漏れて、ころ/\と采が溢れて。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
洋傘を支いて、おずおずその胸に掛けた異形の彫刻物をまた視めた。
泉鏡花 星女郎 青空文庫
機にかないて語る言は銀の彫刻物に金の林檎を嵌めたるが如し、という聖書の箴言を思い出し、こんな優しいお母さまを持っている自分の幸福を、つくづく神さまに感謝した。
太宰治 斜陽 青空文庫
作例 · 標準
わあ、この『彫刻物』、すごく迫力があるね!
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彫刻物』の陰影を捉えるのが難しいですが、デッサンを頑張ります。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
展示されている『彫刻物』は、著名な芸術家〇〇氏の代表作の一つです。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite