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黄菅

きすげ
名詞
1
標準
文例 · 用例
白根葵、小岩鏡、白い花の撫子、日光黄菅、白花石楠などが花盛りで、一見お花畑のようである。
木暮理太郎 利根川水源地の山々 青空文庫
池の縁には日光黄菅や鷺菅が花を咲いたり実を結んだりしていた。
木暮理太郎 利根川水源地の山々 青空文庫
西の斜面から頂上の一部にかけて松虫草、玉簪花、日光黄菅が非常に多い。
木暮理太郎 利根川水源地の山々 青空文庫
三角点から正北に向って下る尾根は、笹の深い所もあるが、或所では日光黄菅が透間もなく咲き匂って、森の奥の草原にさし込んだ日光のように明るく、或所では丸葉岳蕗が乱咲して、恰も夕日に燃えて金茶色に焦げた山の一角を望むようだ。
木暮理太郎 利根川水源地の山々 青空文庫
この峰頂から尾根は極めて緩い下りを続けて、少許の残雪ある鞍部めいた所に達すると、復徐ろに上りとなって、間もなく日光黄菅の咲き乱れた広やかな草地を展開する。
木暮理太郎 利根川水源地の山々 青空文庫
森林には下生えに偃松と笹とクロウスゴが繁っているし、草原には小梅慶草や日光黄菅、珍車が散生している外、一団をなした偃松が途切れ途切れに縁辺を囲んでいる。
木暮理太郎 利根川水源地の山々 青空文庫
傾斜が次第に緩くなって、雪が絶えると深山榛、七竈、白樺などの生えた草地に、紅花イチゴ、日光黄菅などが咲いていた。
木暮理太郎 黒部川を遡る 青空文庫
又或所では夕菅か日光黄菅らしい樺色の花が草原に咲き乱れて、パッと日がさしたように明るい。
木暮理太郎 大井川奥山の話 青空文庫