ビクビク
ビクビク異読 びくびく
副詞-と副詞動詞-サ変名詞-の形容詞頻度ランク #33425 · 青空 288 例
標準
being afraid of
文例 · 用例
」 支那人は、中学生に向ってさえビクビクしている。
— 黒島伝治 『防備隊』 青空文庫
夜があけると苦力は俺たちの銃剣を見てビクビクしだした。
— 黒島伝治 『防備隊』 青空文庫
ト蔵海め、さすがに仏の飯で三度の埒を明けて来た奴だけに大禅師らしいことをいったが、晩成先生はただもうビクビクワナワナで、批評の余地などは、よほど喉元過ぎて怖いことが糞になった時分まではあり得はしなかった。
— 幸田露伴 『観画談』 青空文庫
鶴木検事の顔を正視してビクビクと咽喉を引釣らせていたが、そのままドッカリと椅子に腰を卸すと、応接机の上に突伏してギクギクと欷歔し始めた。
— 夢野久作 『巡査辞職』 青空文庫
内心、少からずビクビクしながら、「お母さんは、どうしても、だめですか?
— 太宰治 『故郷』 青空文庫
ユウモアを心掛けてゐるらしい箇所も、意外なほどたくさんあつたが、自分を投げ出し切れないものがあるのか、つまらぬ神経が一本ビクビク生きてゐるので読者は素直に笑へない。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
最初は今申した妹と背かゞみ、それを貸して呉れた男の曰く、この本は気を付けて考へて読まなくてはいけないよと、特にさう言はれたからビクビクもので読んで見た。
— 泉鏡花 『いろ扱ひ』 青空文庫
私と趙とは互いに顔を見合せて、ホッと吐息をつき、もはや危険がないとは知りつつも、まだビクビクしながら、今の今までどんな厚い皮でもたちどころに引裂くことの出来たその鋭い爪や、飼猫のそれとまるで同じな白い口髭などに、そっとさわって見たりした。
— 中島敦 『虎狩』 青空文庫
標準
trembling