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接尾辞
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標準
文例 · 用例
二十くらいもあろうと思う六角の蜂の一つの管に継ぎ足しをしている最中であった。
寺田寅彦 小さな出来事 青空文庫
そこが、野三昧の跡とも、山が甘い水を慕って出て来るともいう。
泉鏡花 古狢 青空文庫
実にこそその顔は、爛々たる銀の眼一|双び、眦に紫の隈暗く、頬骨のこけた頤蒼味がり、浅葱にんだ唇裂けて、鉄漿着けた口、柘榴の舌、耳の根には針のごとき鋭き牙を噛んでいたのである。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
「あの、棚の向うの兵営のそのさきに、英吉利人のヘアネット工場ある、私の妹、そこの女工、毎日、ふけとゴミばり吸う」と、時以礼はつづけた。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
親爺は餓死した屍のように、ん骨はとび上がり、眼は奥の方へ窪んで、喘ぎ/\呻いていた。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
」 高取の眼は、眼らとび出して、前へ突進して来るように燃えていた。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
彼女の売出しごろには舞台の背景に巴里の場末の魔窟を使ひ相手役はジゴロ(パリの遊び女の情人)に扮した俳優を使ひ彼女自身も赤い肩巻に格子縞の Basque といふ私子型通りの服装をして彼女の唄の内容を芝居がゝりで補つたものだが、このごろは小唄専門のルウロップ館あたりへ出る場合にはその必要は無い。
岡本かの子 ダミア 青空文庫
子のやるせない憂さ晴しである。
岡本かの子 ダミア 青空文庫