漏刻
ろうこく
名詞
標準
water clock
文例 · 用例
そして花片の散り落ちるように、また漏刻の時を刻むように羯鼓の音が点々を打って行くのである。
— 寺田寅彦 『雑記(1)』 青空文庫
いま一囘轉して漏刻の水は傾け盡され申すべく候。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
げに静けさの眼にも見えて、漏刻の如しめやかに。
— 島崎藤村 『新生』 青空文庫
それがこの寂寞の境の単調な時間の推移を示す天然の漏刻かとあやまたれる。
— BALTHASAR ALDRAMIN. KURZE LEBENSGESCHICHTE AUS DEM ALTEN VENEDIG. 『復讐』 青空文庫
徒然の慰さに愛の一曲奏でむとためらふ思ひのひまを、忍び寄る影あり、誰そや、――畏怖にわが脈の漏刻くだちゆくなり。
— 蒲原有明 『有明集』 青空文庫
その次に時間割を等分するために、これも手製の一つの漏刻を備えました。
— 胆吹の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
斉明天皇六年 |始造漏刻。
— 坂本龍馬 『坂本龍馬手帳摘要』 青空文庫
ですから近所の人はこの人の座を見て、時刻を知ることは、丁度|沙漏刻と同じことです。
— RIP VAN WINKLE. EINE NACHGELASSENE SCHRIFT VON DIETRICH KNICKERBOCKER. 『新浦島』 青空文庫
作例 · 標準
古代の日本では、漏刻を用いて時を計り、人々に知らせていた。
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博物館には、精巧に復元された漏刻が展示されており、実際に水の力で時を刻む様子を見ることができる。
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漏刻の歴史を学ぶことは、人類が時間をいかに捉え、管理しようとしてきたかを知る上で興味深い。
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