下の下
げのげ
表現
標準
the lowest (of its kind)
文例 · 用例
そこを通って、両方の塀の間を、鈍い稲妻形に畝って、狭い四角から坂の上へ、にょい、と皺面を出した…… 坂下の下界の住人は驚いたろう。
— 泉鏡花 『白金之絵図』 青空文庫
二階の渡り廊下の下の道路を裏へ抜けると、ここに驚くべき大洞可児合の壮観が眼下に大渦巻をまきあげる。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
無政府主義者でも、社会主義者でも、下の下までの人間を理性のある人間と同一に扱おうとしているから間違っているのです。
— 森鴎外 『蛇』 青空文庫
改進党の壮士藤原登は、芝の愛宕下の下宿から早稲田の奥に住んでゐる党の領袖の所へ金の無心に行つてゐた。
— 田中貢太郎 『雑木林の中』 青空文庫
「私どもは下の下の階級なんですよ。
— 帚木 『源氏物語』 青空文庫
家は下の下に属するものと品定めの人たちに言われるはずの所でも、そんな所から意外な趣のある女を見つけ出すことがあればうれしいに違いないと源氏は思うのである。
— 夕顔 『源氏物語』 青空文庫
酒徒としてはいづれも下の下の組である。
— 野蒜の花 『樹木とその葉』 青空文庫
もし初めからアレだけ巻数を重ねる予定があったなら、一輯五冊と正確に定めて十輯十一輯と輯の順番を追って行くはずで、九輯の上だの下だの、更に下の上だの下の下だのと小面倒な細工をしないでも宜かったろうと思う。
— 内田魯庵 『八犬伝談余』 青空文庫
作例 · 標準
あの店のサービスは、下の下だ。二度と行かない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼の態度は、社会人として下の下と言わざるを得ない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この作品は、彼のキャリアの中でも下の下の出来栄えだった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash