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臆面もない

おくめんもない
表現形容詞
1
標準
bold
文例 · 用例
氏が、郷土に於ける生活は、さなきだに因習的な莫迦らしい制度や、臆面もない抑壓的なものが、自然と外から内へまで、のさばり込んだらしい。
萩原朔太郎 純情小曲集 青空文庫
」「斯様なる臆面もない愚劣な制限が如何ばかり真の科学の進歩を妨害せしか、貴下よ、お解りか。
牧野信一 嘆きの谷で拾つた懐疑の花びら 青空文庫
あんな顏になつてもまだ、自分に夢中なのを知つて、小夜菊は犬つころをからかふやうに、滅茶々々にからかつたことだらう、どんな臆面もない、耻つかきなことをしたかわかつたものぢやない。
用心棒 錢形平次捕物控 青空文庫
俺達が來る前に、何處へでも隱せた筈だ」「成程ね」「そんな事に感心する奴があるものか、お次は久藏だ」「いやな坊主頭だね、親分」 そんな事を言ふ二人の前へ、久藏は臆面もない額を、平手でツルリと撫で上げて居りました。
黒い巾着 錢形平次捕物控 青空文庫
俺達が来る前に、どこへでも隠せたはずだ」「なるほどね」「そんな事に感心する奴があるものか、お次は久蔵だ」「いやな坊主頭だね、親分」 そんな事を言う二人の前へ、久蔵は臆面もない額を、平手でツルリと撫で上げておりました。
黒い巾着 銭形平次捕物控 青空文庫
そのうちのある者らが、臆面もない眼つきをしたこの大子供たる彼をたがいにさし示しながら、鼻先であざけったりたがいに肱でつつき合ったりしても、彼は腹をたてなかった。
JEAN-CHRISTOPHE ジャン・クリストフ 青空文庫
つねに生真面目な彼にたいして、よく臆面もない冗談など云いかけるが、尊敬すべきところでは充分尊敬を払っていた。
第五分冊 新書太閤記 青空文庫
作例 · 標準
例句
臆面もない(おくめんもない) — 幻辞.com