頼み
だのみ
名詞-接尾辞頻度ランク #7976 · 青空 3031 例
標準
depending on
文例 · 用例
人生の余剰価値ともあるべき筈の芸術が浅墓なことであるくらゐならば、頼みもしないにそんなものを作らなくてもよいのだし、作るとすれば図々しいことである。
— 中原中也 『撫でられた象』 青空文庫
翁は身に疲れも出たことなり、漸く舟人に頼み込み、舟の隅に乗せて貰って浪路を辿った。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
世間の男たちからは距てを構えられる女も、家の中の弟妹たちからは母よりも頼みとされ、親しまれた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
自分では、ただ頼みにする人、有難い人と思っている積りだが、心の底ではもう恋が成熟しきっている。
— 岡本かの子 『鯉魚』 青空文庫
中国の名優の梅蘭芳が帝国劇場に出演しに来たとき、その肝煎りをした某富豪に向って、老妓は「費用はいくらかかっても関いませんから、一度のおりをつくって欲しい」と頼み込んで、その富豪に宥め返されたという話が、嘘か本当か、彼女の逸話の一つになっている。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
金は何として越す、三|之助を貰ひにやろかとあれば、ほんに夫れで御座んす、常日さへあるに大晦日といふては私の身に隙はあるまじ、道の遠きに可憐さうなれど三ちやんを頼みます、晝前のうちに必らず必らず支度はして置まするとて、首尾よく受合ひてお峰は歸りぬ。
— 一葉女史 『大つごもり』 青空文庫
無器用なお前樣が此子いぢくる譯にも行くまじ、お歸りに成るまで私が乳を上げませうと、有さまを見かねて、隣の妻の子を抱いて行くに、何分お頼み申ますと言ひながら、美尾の行衞に心を取られてお町が事はうはの空に成ぬ。
— 樋口一葉 『われから』 青空文庫
金は何として越す、三之助を貰ひにやろかとあれば、ほんにそれで御座んす、常日さへあるに大晦日といふては私の身に隙はあるまじ、道の遠きに可憐さうなれど三ちやんを頼みます、昼前のうちに必らず必らず支度はして置まするとて、首尾よく受合ひてお峯は帰りぬ。
— 樋口一葉 『大つごもり』 青空文庫
作例 · 標準
彼はいつも他力頼みで、自分では何もやろうとしない。
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その計画は、周囲の協力頼みになってしまっている。
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彼女の将来は、親の援助頼みだった。
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