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間詰め

まづめ
名詞
1
標準
文例 · 用例
これが前兆の一つだな」「いかさま、御意にござります」「今お噂の出た越中守様が、溜間詰めとおなりなされた」「ははあ、さようでござりまするか」「これも不如意のご家計の中から、田沼へ進物をされたからじゃ」「越中守様ほどのお方さえ?
国枝史郎 血煙天明陣 青空文庫
十七歳のとき将軍家斉の女(文姫)を娶り、二十四歳で左近衛権少将、三十三歳で家を継ぐと、すぐ溜間詰めとなって、幕政に参画するようになった。
山本周五郎 新潮記 青空文庫
頼胤は溜間詰めになるとすぐ、その俊敏の才を認められて阿部正弘にふかく重んぜられ、これと相結んで枢機に参画した。
山本周五郎 新潮記 青空文庫
そうして、事件からまる一昼夜が経過したけれど、人間詰め長椅子の行方は少しも知れなかった。
江戸川乱歩 黒蜥蜴 青空文庫
その内に天候、風と雨、月と潮の関係が解り、大潮の上ゲ、小潮の下ゲ、南風の時は何処、東風では釣れぬ、そよそよ北風がよい、その他雨上り、水の濁り、曇り工合、又朝夕のマヅメ時――といつた状況が会得されてくる。
佐藤惣之助 日本の釣技 青空文庫
尤も荒れ日を狙ふ釣りもあるが、何といつても大潮の上げ、そして朝夕のマヅメ(薄明)軟風といつた工合の時がよい。
佐藤惣之助 日本の釣技 青空文庫