子芋
こいも
名詞
標準
secondary taro corm
文例 · 用例
こまかな土がほぐれてこゞつた子芋の塊から白い毛のやな根がぞろつとあらはれる。
— 長塚節 『寫生斷片』 青空文庫
芋の横腹から突き出した子芋をつけているのもたくさんあった。
— 寺田寅彦 『球根』 青空文庫
一つ一つ「帽子」を脱ぎ取って縁側へ並べたり子芋の突起を鼻に見立てて真書き筆でキューピーの顔をかき上げるものもあった。
— 寺田寅彦 『球根』 青空文庫
こまかな土がほぐれてこゞつた子芋の塊から白い毛のやうな根がぞろつとあらはれる。
— 長塚節 『芋掘り』 青空文庫
子芋が出来ると、とかく親芋の味がまずくなるものですからね。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
どんな職業者にも、弟子好きと、弟子嫌ひとはあるもので、徳富蘆花氏などは、大の弟子嫌ひで、偶に田舎出の青年などが、弟子入を頼むと、大きな色眼鏡越しに相手の面附をじろりと見て、「子芋が出来ると、親芋の味がなくなります。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
私は子芋を拵へようとは思ひません。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
春葉氏は蘆花氏と違つて、別段子芋の出来るのを厭がらなかつたが、性急な小芋は味の出るまで親の側で辛抱出来なかつた。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
作例 · 標準
おでんには、ほくほくした子芋が欠かせない。
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畑で採れた新鮮な子芋を、煮物にして味わった。
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子芋の皮をむく作業は少し手間がかかる。
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