ちょっと見
ちょっとみ
名詞副詞
標準
look
文例 · 用例
犬や小鳥やの動物は、単に鼻を嗅ぎ合うとか、尾を振り合うとか、目をちょっと見合すとかいうだけで、相互の意志が完全に疎通するのに、人間は廻りくどく長たらしい会話をして、しかもなお容易に意志を通じ得ない。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
曙町へはいると、ちょっと見たところではほとんど何事も起らなかったかのように森閑として、春のように朗らかな日光が門並を照らしている。
— 寺田寅彦 『震災日記より』 青空文庫
ちょっと見ると電灯かと思わせる。
— 寺田寅彦 『ランプのいろいろ』 青空文庫
主人は青年ながら家で父と晩酌を飲む口なので、私の顔をちょっと見た。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
その返礼にリゼットは後を向いて酒で焦げた茶色の舌をちょっと見せた。
— 岡本かの子 『売春婦リゼット』 青空文庫
車掌はちょっと見て、すぐ眼をそらして、(あなた方のは?
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
」青年は一つとってジョバンニたちの方をちょっと見ました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
その人たちの頭巾やえり卷には氷がまっ白な毛のやうになって結晶してゐて、ちょっと見ると山羊の毛でも飾りつけてあるやうでした。
— 宮澤賢治 『氷と後光』 青空文庫
作例 · 標準
ちょっと見はただの石に見えるが、実は貴重な宝石だ。
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あの絵はちょっと見では理解しがたい抽象画だ。
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彼女はちょっと見は怖そうだけど、話すと優しい人だ。
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