てれながら
てれながら
名詞
標準
feeling awkward
文例 · 用例
お寒いのに、なぜ、おとり申上げた村里の宿へお出でになりませんの」 翁は頑是ない子供が、てれながら駄々を捏ねるように、掌に拳を突き当てつつ俯向き勝ちにいった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
」 振向いた運転手に、記者がちょっとてれながら云ったので、自動車はそのまま一軋りして進んだ。
— 泉鏡花 『半島一奇抄』 青空文庫
」新郎は、てれながらも余裕を見せた。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
とてれながら私を救け起してゐた。
— 牧野信一 『武者窓日記』 青空文庫
洋一は妙にてれながら、電話の受話器を耳へ当てた。
— 芥川龍之介 『お律と子等と』 青空文庫
時々は内心さうすることをてれながらも、看抜かれたものをわざと誇張して振舞ふのであります。
— 坂口安吾 『淫者山へ乗りこむ』 青空文庫
この事件には表面に現れていない裏が隠されていると思うの」 百合子にこう云われて波川はてれながら、「オレのカンが当ったという自信もないなア。
— 坂口安吾 『南京虫殺人事件』 青空文庫
三村刑事はちょッとてれながら、「イヤ、巨勢さん。
— 坂口安吾 『復員殺人事件』 青空文庫
作例 · 標準
「あ、褒められちゃった」と彼女はてれながら、少し視線を落として笑った。
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幼い弟は、見知らぬ大人に声をかけられると、てれながら母親の背中に隠れてしまう。
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結婚式のスピーチで、新郎はてれながらも新婦への感謝の気持ちを堂々と述べていた。
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